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男性脳と女性脳ってどう違う!?

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男性脳と女性脳ってどう違う!?

「言ってくれれば良いのに!」

「何で私の気持ちが分からないの?察してよ!」

こういう、男女の考え方の違いによる衝突やすれ違いってありますよね。

男性脳・女性脳、または、男脳・女脳などとも言われますが、本当にこうした男女間の”脳の違い”というものはあるのでしょうか?

脳科学的には、実は根拠がなかった!?男女の脳の違い

よく男女の脳の違いとして、男性の方が左右の脳の連携がよくない、女性の方が「マルチタスク」だ、とか言われますが、これは1982年に『サイエンス』誌が発表した論文が元になっているみたいですね。

男女それぞれ脳梁の太さを測ったら、女性のほうが太かった、と。


※脳梁とは、右脳と左脳の脳神経細胞<ニューロン>をつなぐ神経線維の束のこと

これを元に、女性は左右の脳の連携が取れるから、

『テレビと女性誌を見ながらネイルの手入れをして、更に電話までする』

みたいな事が言われていますよね。

 

ですが、この論文のデータは男性9人、女性5人からしかとってないみたいです。

それだと信憑性に欠けますよね・・。

実際その後の研究でも再現できておらず、脳科学者達もあまり信じていないのだとか。

第5回 「男脳」「女脳」のウソはなぜ、どのように拡散するのか
上記参照頂けば詳細が載っています。

 

また、実際に

※Aが男性、Bが女性

このような研究結果も発表されていて、更に信憑性に欠ける事を裏付けていますね。

結局は『個人差』ということに落ち着きそうですよね。

 

女性は感情的、男性は攻撃的

脳梁の大きさには大差がなかったとしても、実際に男女の考え方の違いってありますよね?

脳梁以外にも注目してみましょう。

 

”男女数人に物語のシナリオについての感想を提出して貰い統計をとる”という研究では、女性は男性より感情表現を多用するという事が報告されています。

私が男だからなのでしょうけど、まず”シナリオ”の感想で”感情”を読み取ってそれを書き提出するっていう発想が、そもそも無いですね・・・。

 

また、男女ともに”感情を掻き立てる”映像を見せた時のMRIのスキャン画像は

大体このようになるみたいです。

女性の脳は、感情領域が左右の至る所に分布しているのが良く分かります。

やはり女性は『感情を察する能力』というものが男性よりも優れているって言えそうですよね。

 

その他にも

・女性は男性よりもよく笑顔を見せる
・表情刺激を見たときの主観感情経験において、女性は男性よりも幸福表情に対する快感情をより強く評定する
・女性は男性よりすばやく表情が表わす感情を認識する

などの研究結果も出ているようです。

 

しかし、今度は逆に

・男性は女性より怒りを感じやすく、怒りを感じたときにはより攻撃的に表出する

という研究結果もあるみたいですね。

社会生物学

「話を聞かない男、地図が読めない女」

などの本が有名ですが、こういう男女の違いを”社会生物学”的に研究している人も多いみたいですね。

※社会生物学(しゃかいせいぶつがく、英語: sociobiology)は、生物の社会行動が自然選択の元でどのように進化してきたか、行動の進化的機能を扱う生物学の一分野である

そういった研究によると、

男は男として生活してきたし、その為に進化してきた。そして女は女として生活してきたし、その為に進化してきた。

現在の様な多様性のある社会が形成されだしたのはまだ最近の事であり、モラルや道徳だとか”政治的な”概念が加わって混乱している。

言わば現代社会は”過渡期”という状態みたいですね。

 

ですが、結局は昔からの生活スタイルによって

”男は男性ホルモンとアドレナリンの生き物”

となってしまっていて、

”女は女性ホルモンとオキシトシンの生き物”

になってしまっているんですね。

まだ人間がこの様な原始的な生活をしていた時代は、

”男が食料をとって来て、女がその間家を守る”

という生活だったはずです。

体力的な事とか子供の事とかを考えると、それが一番効率的ですからね。

そうすると、男は外に狩りに出かけ、

常にこのような状況に立たされ、咄嗟に戦うか逃げるか判断し、即座に行動に移さなければならなかった訳です。

 

人間というのは、こういう危機的状況などのストレスが身に降りかかると

”アドレナリン”というホルモンが分泌され、筋力のリミッターが外れ呼吸が荒くなり、心臓の動きが活発になります。

いわゆる『火事場の馬鹿力』という奴ですね。

※アドレナリンは【闘争】と【逃走】のホルモンとも言われています。

 

前述の

・男性は女性より怒りを感じやすく、怒りを感じたときにはより攻撃的に表出する

というのも、こういう人間に根源的に染みついた体の機能が原因で、

男性の方が”危険を察知する能力”に優れていると言えるのではないでしょうか。

 

また、例えばですが、

食料を取りに行く道中で、もし仲間が怪我をしてしまったり”毒蛇”にでも噛まれてしまったとしたら?

「大丈夫?」

「俺もついこの間同じような目にあったから、すごく気持ち分かるよ」

などと、女性のように【共感】をやっていたら死んでしまいますよね。

 

ですから、

”男性は結果を求めるものであり、問題を解決する事に全力を尽くす”

という生き物なのです。

”無事に食料をとって帰ってくる”

という結果を出さなければ、家族も飢え死にしてしまいますから当然ですよね。

そして、逆にそれができない男性は”淘汰”されてしまったのではないでしょうか。

 

そういう状況でずっと生活して来た。そしてそれに対応できなかった男は生きて行けなかった。

そのように男性の脳は進化して来たのです。

上記は、

男女の『空間能力テスト』時のMRIの図です。

圧倒的に男性の方が色々な部分を使っている事が分かりますよね。

これも、狩りの時に標的との距離や空間を把握するため、そしてしっかり家路に着くために必要な能力でこのように発達した訳です。

 

ですから、女性が地図を読めなかったり、建物の中にいる時に北がどっちか分からなくっても仕方がないのです。

因みに、男性ホルモンである”テストステロン”を投与すると、女性も空間能力が上がるという事が分かっています。

 

では、今度はその時代の女性はどうかというと・・・

その当時でも集落を作って生活していた訳ですから、共同生活的な部分も多かった筈です。

特に女性は、狩りに行ってしまう男性と違って、長い時間そのコミュニティーに関わる事になりやすいですよね。

 

そうすると、”人と人との関わりを上手に遂行していく能力”というものが必要になります。社交性って奴ですね。そしてそれが

「他者の気持ちに共感し、察する能力」

となったと考えられます。

 

また、男性に比べて女性は、何か自分の意見を主張する場合でも、角が立たないように遠まわしに言う場合が多いですよね。

 

例えば、ドライブデート中にコンビニを発見したケース。

女性「ジュース飲みたくない?」

男性「いや、喉乾いて無いからいらないよ(素通り)」

女性(あんたじゃなくて、私が喉乾いてるの!)

こういう喰い違いってけっこうありませんか?

 

結果が全てで、ストレートな男性脳は

「コンビニ寄ろうぜ」=コンビニ寄って欲しい

なのです。

 

しかし、遠まわしに言う事、そしてそれを共感し察する能力が高い女性脳ですと、

「コンビニ行きたくない?」=コンビニ寄って欲しい

になるんですね。

 

こういった事も原始的な生活をしていた当時から”女性に染みついている考え方”と言えますよね。

”主張”ばかりしていれば、当然角が立つことも出てきますし、”共感”という事ができずにそのコミュニティーで『村八分』にでもされてしまったら、当時は命に関わるような事にもなったでしょうから、当然と言えば当然です。

 

というわけで、共感をしたり察したりしながら、井戸端会議などで色々な情報交換をしたり、何か問題ごとが起きたら共感し合いながらのコミュニケーションをとる。

そういう事で、女性は自然とオキシトシンが分泌されるような環境だったのではないでしょうか。

 

また、自分が産んだ赤ちゃんに対しても同じような事が言えますよね。

赤ちゃんは喋って自分の意思を表現できない訳ですから、一番身近な母親が『察する』という必要がかなりの頻度で出てきます。

 

泣いてる赤ちゃんの”ボディーランゲージ”を母親がどの程度読み取れるか、という実験では、かなりの確率で

『おなかがすいてる』
『どこかが痛い』

など、母親は様々な状態を言い当てられたみたいです。

 

しかし父親はと言うと…

『きっと、母親を探してるんだ』

と自信満々で言い放つ人が多いとか。

残念な結果だとは思いますが、男性にはそういう能力が無いんですね。

 

こういう事から、女性は男性と違って

”他者に共感し、察する能力に優れている”

という事が言えますし、おそらくそうでない女性は”淘汰”されてしまったのではないか、という事も想像できますよね。

 

釣った魚

よく、男性に対しての不満点で

「釣った魚に餌をあげない」

という女性の意見を聞きますが、そういう所も男性と女性って考え方に違いが出てきますよね。

 

男というのは、相手を手に入れてしまえば安心をしてしまうものなのです。

それを女性側から見ると”手抜き”されてるという事になるのかもしれませんが、そうではなくて男性はもっと深い信頼感で繋がったと考えている事が多いのです。

 

例えば、友達数人が遊びに来た時の、

『一人はジャンプ読んでて、もう一人はカードダスいじってて、あとの二人はファミコンで対戦してる』

というような、各々好きな事をやってても誰にも気兼ねする必要がない感覚といいますか・・。

【おもてなしや接待をする必要がないほど信頼関係が結ばれている】

と考えるのが男性脳なのです。

会話などコミュニケーションは”狩りをする時の意思疎通”でしかなかった訳ですからね。

女性のように自分の気持ちを表現したり、相手の気持ちに共感し喜ばせる為の会話は苦手なのです。

 

ですが女性の集まりというのは”関係を深める為”というのが多いのではないでしょうか。

会話も無しに各々好きな事を黙々とやっているケースって、あんまりないですよね。

 

実際に男女の会話時の脳をスキャンすると、このようになるみたいです。

どうでしょうか。

男性の【必要最低限で要所となる事しか伝えない】という、強固な意志が伺えませんか?

それに引き換え女性は、色々な部分を使って”あっちもこっちも”と引き出しをフルオープンして会話してそうですよね。

男女の脳梁の大きさの違いというのは信憑性に欠けるみたいですが、このように、

”脳内の繋がり方の違い” ”働く位置の違い”

というのは明らかになってきているのです。

 

コミュニケーションが足りないとか、そもそも会話が無いとか男女間での問題ってありますよね。

でも、このように脳の作り自体が違うのでしかたがないのです。

 

ですから、

”脳の作り自体が違う”

というのを前提に、お互い理解を深めた方が早いのではないでしょうか。

 

例えば、男性が仕事が終わり帰宅途中、

妻「今日晩御飯作れない・・・」

このような電話がかかってきたらどうしますか?

 

「わかった、どっかで食べて帰るわ!」

・・こんな対応してませんか?

”無理に作らせる訳にはいかない”と気を使っているのかもしれませんが、残念ながら0点です。

 

「わかった、じゃあ何か買って帰るよ!何がいい?」

しっかりと”妻の事を想って”という対応ができていますが、これでようやく50点。

 

「どうしたの?体調わるい?」

これで100点。結局はそういう事です。

 

「ご飯を作れないくらいだから、きっと何かあったんだろう。大丈夫だろうか?」

こういう”共感力”だったり”気遣い”というものを女性は期待してるんですね。

 

男性からしたら、メンドクサっ!て思う所ですが、そういうものだから仕方がないし、そういう気遣いや共感が女性にとっては心の栄養なんです。

 

それがなくなってくると、

「私の事を”気遣ってくれない”癖に、~もしてくれない」

「私に愛情を注いでくれない癖に、~もできない」

ってなってきて、すれ違ってしまうのです。

 

とは言っても、元々女性は母性あふれるオキシトシンの生き物です。

共感や愛情を示してあげれば、

「~してくれない事もあるけど、満たして貰ってるから別にいいや」

となるのです。

 

ですが、女性は、男性が察したり共感ができなくても、それで愛情を測ったりしない事がとても重要です。

そういう能力が元々備わっていないから、ある程度仕方がないのです。

 

前述の

妻「今日晩御飯作れない・・・」

夫「わかった、どっかで食べて帰るわ!」

というケースでも、結構本気で男は

「無理をさせても悪いからな、ホントは手料理食べたいけど外で済ますか・・。これも気遣いだな。」

って思っている事が多いんです。

 

「何か体調が悪かったり、まずい事があったら報告してくるだろう(ホウ、レン、ソウは基本やで!)」

と考え

「どのように食料を調達するか・・」

というように、目の前に突き付けられた課題をクリアしに行く。

 

もう根本的に考え方が違う訳ですから、

「今日体調悪くてご飯作れないの。悪いけど、どこかで買ってきて下さい」

ときっちり報告してしまった方が、モヤモヤする事も減るのではないでしょうか。

 

 

男女で考え方が違うのは、進化の過程で”脳の使い方や繋がり方”というものが違って来てしまったのですから、それでいいのです。

問題は、それを一緒くたに考えて

「なんでそんな事も分からないんだ!」

とやってしまう事なのです。

 

お互いに

「違うものは仕方がない。ではどうするべきか?」

と、”衝突を回避する為の姿勢”というものが必要なのではないでしょうか。

 

こういった男女間での考え方の違い。

ちょっとしたすれ違いでも、積もってくると大きな溝になってしまいがちですよね!

当協会では、そういう男女脳の違いによる夫婦仲のすれ違いを解消するセミナーを開催しております。

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執筆:愛育Feel care協会®理事 石井 将之

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