色々な本を読み漁っていて衝撃的な事が書いてありました。

今後、同じ過ちがないように書き記しておきたいと思います。

 

20世紀の欧米の孤児院では子供の死亡率の高さに悩まされてた時期がありました。

1915年のアメリカボルチモアの孤児院では、年以内に9割もの赤ん坊が死亡しました。

栄養状態が改善され、医療的なケアもしっかり行われるようになった1040年代であっても、孤児院で生活している子どもの約1/3は死亡していたそうです……

 

その原因なんだかわかりますか‥‥

 

病原菌などではないのです!

当時流行していた最新の育児法。
それは、科学的で理性的な子育てのためには捉えどころのない曖昧な人間の『心』をできるだけ排除することが必要だと考えた恐ろしい育児法です。
その育児法は『子どもにあまり触れてはいけない』というもので、子どもにふれることは子どもを情緒的に甘やかす事になる、子どもが泣いても出来るだけ放っておくことを推奨したのです。
その最新の育児法を裕福な孤児院で実践しましたが、あまり裕福ではない孤児院では育児法を勉強出来ずそのまま抱いたり触れ続けたそうです。
しかし!最新の育児法を実践できなかった孤児院の方が、その育児法を実践した裕福な孤児院よりも子どもの死亡率がはるかに低かったそうです。
スキンシップが足りないことのストレスによって、死亡率が高まったことを証明する恐ろしい出来事です………。
日本でも抱っこをしない育児を推奨し「サイレントベイビー」が問題になった時代がありましたね。
サイレントベイビーは今、大人になり40代になっています。
サイレントベイビーは赤ちゃんの頃に泣いて何かを要求しても応えてもらえないと認識し、泣かない、笑わない、能面のような表情のない人に成長しやすいそうです。
自分を閉じ込める、親からしたら育てやすい良い子。
そのまま大人になると、自分からは何もできない指示待ち人間になる傾向にあります。
それもまた、大きな組織に属しているぶんには良い部下になりますよね………。
でも、その人達が、定年退職をしたら…。想像すると恐ろしいですね
認知症予防にもふれ合う事は有効です。今からでも配偶者とのふれあいを大切にして「認知症予防」をしていきませんか。