何故、欧米の乳癌患者の数は減り、先進国である日本人の癌患者が増えるのか?
※その他の癌患者数も同様
実は、日本人の初潮を迎える年齢が早まっていると言われています。
それを言われ始めた年代の女性達(30代40代前半)の乳癌の発症率が上がっているのは、何か関係性があるのでしょうか?
国際癌研究機関(IARC)の発表によると、世界中で癌で亡くなる方の65%は発展途上国の国民。
先進国では減り続けています。
欧米では、だいたい毎年5%ずつ癌死亡率が減ってます。
それに比べ、先進国であるにもかかわらず、日本では乳癌死亡率の増加が止まりません。
それは何故なのでしょう?
乳癌にかかる原因として「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンが関係しているといわれています。
そして、乳がん発祥の原因は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、食生活の欧米化です。
脂肪の摂取量が増えたことによって女性の乳腺の量が増え、女性ホルモン「エストロゲン」も増えているのです。
肥満やアルコールの日常摂取も、乳癌リスクを高める危険因子です。
2つ目は、少子化の影響で、一人の女性が経験する月経回数が増えていることです。
月経の回数だけ乳がんのリスクは少しずつ増加します。
一生のうちで女性ホルモンにさらされている時期が長い人、すなわち生涯を通じて月経回数が多い人ほど乳癌に疾患しやすいといわれています。
初潮年齢が早い人、閉経年齢が遅い人、出産回数が少ない人、初産年齢が遅い人がこれにあたると言われています。
そして、最近では働く女性(特に専門・管理職)が多くなり、独身女性が増加しています。
このような人々も、上記の理由で乳癌の危険因子となります。
そして「初潮が来るのが早い要因」それは、食生活の欧米化と言われています。
脂肪食や高カロリー食が増えたことで、成長が早期化しているという事です。
反対に欧米では食生活が見直され、ベジタリアンの方や和食をとる方が増え、癌患者の数が減っています。
このように、食生活と女性ホルモンの関係性はとても深いです。
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