【依存・自立からその先へ】
夫婦喧嘩が絶えず、
夫婦仲がうまくいかない。
衝突を無くして夫婦円満になる為には、
どうすればいいの？
そのようなお悩みを抱えてはいませんか？
夫婦のこじれた関係を修復し、
より良い夫婦生活を送って頂く為のコンテンツです。
前のページでは
”いかに自立した考えを持ち、
自分自身を満たすのか”
ということを紹介しました。
普段の何気ない行動や考え方でも、
無意識に相手に委ねてしまっている部分というのも
結構ありますよね。
ですが、
本来は夫婦となった男女というのは、
お互い自立していたものなのです。
選択してきた人生
殆どの方は、今のパートナーとは
“自分の意思”で結婚したのではないでしょうか？
もしそうだとしたら、
男性だったら、認めて貰える貰えない関係なく、
相手の人生を自分が背負って立つくらいの
男気はあったはずですよね。
女性だって同じで、
この人ならきっと幸せにしてくれるっていう考えのもとに、
パートナーに自分の人生を賭けた訳ですよね。
そうやって人生の大事な部分は
自分で選択してきた筈です。
その自分で選択して来た人生を嘆くのか、
それともちょっとしたことでも幸せを感じるのか。
要は自分の人生の
【どこにフォーカスするのか】
ということになりますが、
これも”自己充足”なのです。
自分の選択してきた人生が失敗だった、って思うよりも、
たとえ小さな出来事でも、なんか幸せだし、
自分の選択してきた人生は成功だった。
そう考えるほうが良くないですか？
選択しなかった枝分かれした向こう側の人生を知ることは、
どうせできないですからね。
相互依存
パートナーをおざなりにする事無く
自分自身を満たせれば、
自ずと夫婦関係は改善して行くと思います。
ですが、主体的に自分自身を満たすという
【自立】した姿勢が必要とは言っても、
当然自分で仕事から家事育児など
全ての事をこなすのは不可能ですし、
それでは夫婦が一緒にいる意味は無いですよね。
例えば、力仕事などは男性の得意分野ですし、
子供を産むことは女性にしかできないですよね。
ですから、できない事は
【主体的にパートナーを頼る】
ということが必要なのです。
男性が仕事をし、女性が家庭を守る。
例えばこのような形でも、
「私、仕事した経験あんまりないから・・・」
「俺、家事とかやった事ないから・・・」
となると、心理的には相手に依存している事になります。
ですが同じ形でも、
「これも役割分担だから、
俺が外で稼いでくるからその間家の事よろしくね」
という風に【主体的に頼る】となると、
相互依存という形になるのです。
そしてそういう夫婦なら、
共働きだったとしても
仕事・家事・育児と上手に役割分担できるはずです。
お互いに自立した大人である事。
もしそれぞれ一人になったとしたら、
多少困る事があっても生きては行ける。
だけど、それでも一緒にいましょうよ、
というのが夫婦という形なのです。
そして、
各々ができる事できない事がある事を認識して、
そこを頼り補い合う形。
それが相互依存なのです。
どうでしたか？
なんでも自分で全ての事をこなすのは
不可能ですよね。
ですから、
そういう時は思い切って
素直にパートナーを頼ってしまいましょう！
自立している者同士が
お互いに頼りあうのは
【役割分担】であり
【相互依存】という形なのです。
人間の人生に置き換えてみれば
分かりやすいと思います。
依存・・・生まれてから社会人になるまで。
経済的にも心理的にも
親にほとんど委ねる形。
自立・・・社会人になり、
一人で生きて行ける様になったら。
相互依存・・・結婚し、家庭を持ったら。
自立した物同士が一緒にいる事で、
お互いに頼り補い合う。
つまり、
結婚生活というのはそもそも依存でも自立でもなく、
もっとすばらしい【相互依存】の形そのものなのです。
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