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より良い関係を築いて行くためのコミュニケーション【心と心のふれ合いから、更なるふれ合いへ:セックスレスとは】

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より良い関係を築いて行くためのコミュニケーション
【心と心のふれ合いから、更なるふれ合いへ:セックスレスとは】

夫婦喧嘩が絶えず、

夫婦仲がうまくいかない。

衝突を無くして夫婦円満になる為には、

どうすればいいの?

そのようなお悩みを抱えてはいませんか?

夫婦のこじれた関係を修復し、

より良い夫婦生活を送って頂く為のコンテンツです。

セックスレスとは

セックスレスとは、日本性科学会によると、

病気など特別な事情が無いのに

一か月以上性交渉がない夫婦の事です。

 

ですが、

『どちらかがしたいと望んでいるのに』

というのが前提です。

 

セックスが全くない、あるいは回数が少なくても、

双方が不満を感じず衝突が起きなければ

問題が顕在化しない為です。

 

また、年齢が上がるにつれて

セックスレスの夫婦は増加する傾向にあります。

 

特に日本では、

「いい歳して性交渉があるのは恥ずかしい事だ」

という恥じらいの文化が根強く残っている為です。

 

朝日新聞の調査によると、

セックスの回数が

「この1年まったくない – 年数回程度」

と回答したカップル・夫婦は

世代毎に、

20代で11%、

30代で26%、

40代で36%、

50代で46%という結果だそうです。

 

セックスレスになってしまう夫婦の原因

それぞれの家庭によって

原因というものは色々あると思いますが、

一般的な原因の例と対処法を

挙げていきたいと思います。

【男性側の例】

・妻がお風呂上がりに裸でうろうろしている、
言葉使いなど、普段の言動で女性として見れない。
・妻の体型が変わってしまった
・めんどくさい
・自分で処理したほうが楽
・妻にセックスや人格を否定されたことがある
・妻に触れると怒られるため。
・さんざん拒否されてきたのに、
今更求められてもできない
・ED(勃起不全)
加齢が原因の動脈硬化による「器質性ED」
セックスに対するプレッシャーやストレスなどが原因の「心因性ED」
降圧剤・抗うつ剤といった特定の薬剤が原因の「薬剤性ED
・妊娠させてしまう不安
・仕事のストレスやプレッシャー

などです。

 

男性側の言い分としては、

 

「仕事で疲れているし、

セックスで時間や体力を消耗したくない。

自分で処理したほうが楽」

 

といった所でしょうか?

あと良く聞くのが

 

「雰囲気作りとか、前戯がダルい」

 

というものですね。

ようやく仕事から帰って来て

くつろげる時間なのですから、

プライベートな時間を満喫したいというのもあるでしょう。

 

「さんざん今まで

キモいだのウザいだのって拒否ってたくせに、

今更応じられるか!」

 

という極端な例もあるみたいです。

人格否定をされたなどのトラウマがあるのに、

求められてもきついですよね・・。

 

女性側にできること

1.体型や見た目、しぐさや普段の行動など

女性らしさ】を忘れない

 

やはり男性は、”視覚”の生き物です。

特にこの情報化社会では、

そういう性の情報はそこらじゅうに溢れてますよね。

 

ですから男性は、

「わざわざしなくても・・・」

となってしまいがちなわけです。また、

 

「全裸でリビングをウロウロして、

俺の顔の真ん前で屁をコク女を抱けるか?」

 

・・・確かに難しいですよね。

 

やはり大抵の男性は、

”女性には女性らしくいて欲しい”

と思っているものではないでしょうか。

 

女性らしい言葉遣いやしぐさを心がけると、

女性ホルモンの分泌も盛んになるので、

女性にとっても利点は大きいですよ。

 

また、男性は自分の奥さんに対して

”いつまでも綺麗でいて欲しい”

と思っているものです。

 

 

職場のバーベキューとかで

家族で参加するイベントってありますよね。

 

そういう時ってどうしても、

「あの人の奥さんってどういう人なんだろう・・・」

っていう目で見てしまいますよね。

 

私的な見解ですが、

やはり奥さんが綺麗な人は、

自信に満ち溢れていて仕事ができる人が多い!

 

仕事ができるから綺麗な人を奥さんにできたのか、

奥さんが綺麗だから自信満々で仕事ができるのか、

というのは分からないですけどね。

 

でもやっぱり、

自分の奥さんが綺麗で女性らしい

というのは嬉しい事なのではないでしょうか。

 

2.人格否定をしない

普段からキモいだのウザいだのって

言われ続けていたら、

”男のプライド”もポッキリ折れて

”自信喪失”してしまいますよ。

 

また、行為そのものに対する”侮蔑”の言葉もNGです。

 

「自分のことを受け入れて貰えてない」

 

もしそういう”不信感”が積もり積もってしまったら、

したくなくなってしまうのも無理はありません。

 

また、信頼や尊厳を踏みにじるような行為を

もししてしまったとしたら、

本人が思っている以上に後を引く事になるかもしれません。

 

それなのに、

「なんでしてくれないの!?」

などと迫られても、

「胸に手を当てて、

ようく考えて御覧なさいよ・・・」

としか言いようがないですよね。

 

3.受身な”だけ”という姿勢から脱却する

女性には”恥じらい”を持っていて欲しい。

ガツガツはして欲しくない。

一般的な男性はそう考えているものです。

 

ですから、

”男性側が女性をリードするものだ”

という事にどうしてもなりますよね。

そうすると、色々手順を考えたり、

 

「毎回ワンパターンだとあれだし・・」

 

みたいな事を考えてしまい、

結局”めんどくさい”となってしまう事もあるのです。

 

こんな例があるみたいです。

 

《女性側がレスに悩んでいたが、

夫に「雰囲気作りも前戯もしなくていい」

と提案したら、レスが解消した》

 

それで納得できるできないは

個人の問題としてあるのでしょうけど、

少なくともその女性はそれでいいと判断し、

夫に”解決策”を提案したわけです。

 

そういう、受身な”だけ”でない姿勢

というのは必要ですよね。

 

行為そのものにおいても、

それは言えるのではないかと考えられますが、結局は

 

”恥じらい””受身なだけでない姿勢””ガツガツ”

のバランスというのは、

人それぞれになります。

 

また、

【心が満たされている】

 

ということがもっとも重要なのではないでしょうか。

 

普段のコミュニケーションなどの

”ふれ合い”によって

「自分はパートナーに受け入れられているんだ」

となって、初めて自己肯定ができ

”自信”をもってパートナーに

向き合えるのだと思います。

 

そして、女性側も受身になり過ぎずに、

お互いコミュニケーションを取り

二人で解決策を探るのです。

 

また、”女性らしさ”というのは、決して

”セクシーな下着を着用する事だけではない”

ということです。

 

では今度は、女性側ですね。

【女性側】


・生理や月経不順によって
セックスができない、したくない
・出産後、男ではなく家族のように思えてしまう。
・産後クライシスになってしまった
・夫の体型が変わってしまった
・育児でそれどころではない
・痛みを感じる
・性的なことに対する嫌悪感
・妊娠をする恐れがあってできない

など。

 

女性側の言い分としては、

 

「PMSとかで体調悪いときが多くて、

したいと思えない」

それなのにガツガツしてくる・・。

という感じでしょうか。

 

あと、やはり

「普段何もしてくれないくせに、

そういう時ばっかり!ただの性欲処理か!」

という、普段の鬱積したものが

背景にある場合も多いみたいですよね。

 

特に女性の場合は、

そういう日々の積み重ねによる

”不信感””失望感”で、

「もう生理的に受け付けない!」

ということにもなりやすいみたいですからね。

 

そして、男性には非常に辛い事実なのですが、

”痛みを感じる”というのは、やはり

「テクが・・・」

ということなんでしょうね。

 

男性側にできること

1.女性のホルモンバランスの事などを

しっかり理解する

女性の体のことですから、

なかなか男性には肌で感じ理解することは

難しいかもしれません。

 

ですが、今の時代調べられないことはないですし、

パートナー自身と対話をしてもいいわけです。

そういう”知ろう”  ”理解しよう”という姿勢が

思いやりとなってパートナーに伝わるのではないでしょうか。

 

2.コミュニケーションによって、普段から安心させる

よく言われる、”信頼残高”というものを

意識してみる、ということです。

 

”信頼残高”というのは、例えば

”嘘を付く”

”全く会話をしない”

”協力すべき所をしなかった”

となると『引き出し』

 

逆に、

”誠実に接する”

”コミュニケーションをとる”

”家事育児に協力する”

となると『預け入れ』

というものです。

こういうのってありますよね。

 

積み重なって積み重なって、

信頼残高も尽き果てて、ついにはドカン!みたいな。

 

御自身の行動を振り返ってみていかがですか?

『引き出し』ばかりになっていませんか?

もし浮気がばれたとかあったとしたら・・・

人によっては一撃破産の

一発退場も十分考えられますよね。

 

3.全ては幻想と疑ってかかるくらいで丁度いい

今や至る所に溢れているAVなど。

それらはそもそも

”男性を喜ばせる為のもの”

というのが一般的ですよね。

 

つまりそういうエンターテイメントであり、

フィクションの可能性もおおいに有り得るわけです。

だとしたら、

”男性を喜ばせる為のもの”

マネをして

”女性を喜ばせようとする”

というのは”幻想である”というふうに

充分考えられますよね。

 

もちろん個人差があるので、

人によりけりな所もあるのですが、

あまり乱暴にしたりガシガシしたりするのは

痛いと感じる女性も多いみたいですよ。

 

ですが、痛くてもいざという時には

女性は演技をしてしまう。

ですから、男性はいつまで経っても

この幻想に気付くことができないのです。

では、なんで女性はわざわざ

そんな演技などしてしまうのか。

 

それは結局

”男性のプライドを傷つけたくないから”

なのです。

つまり、それも二人の関係を

円滑に保つ為の”潤滑油”というわけです。

 

中には”苦痛で早く終わらせたいから”

という人もいるかもしれないですけどね。

 

言いたくても言えないというような恥じらいだとか、

プライドを傷付けたくないからという理由で

女性は幻想を見せてくれているのですが、

本当に”お互いが”満足するためには、

コミュニケーションによってそういう幻想を

”男性側から打ち破る”

という必要が出てくるのです。

 

要は、男性側から痛くは無いか、

どうしたらいいのかを繰り返し聞いてみる事です。

その繰り返しの姿勢が、女性の

「潤滑油はもう必要ないかもしれない」

という事に繋がってくるのです。

そして、それを活かして行く。

つまり、”フィードバック”していくだけでいいのです。

 

また、普段からそういう様な

”コミュニケーションを交えながらのスキンシップ”

を取れているご夫婦ですと、

驚くべきことに”乳癌”の早期発見の確率が

格段に上がるらしいですよ!

 

 

どうでしたか?

レスになってしまう理由というのは、

そのほかにも色々あると思います。

セックスレスというのは

”もう自分の事を男・女として見てはくれない”

”自分は男・女として終ったんだ”

というような絶望感を感じてしまう

出来事かもしれません。

 

しかし、ご自身の事を振り返ってみて下さい。

もしかしたら、そこには

「相手の趣味や一人の時間を尊重してあげたい」

「疲れているのに無理強いはできない」

という、やさしい気持ちがあったのかもしれません。

 

たまたまその優しさから

コミュニケーションを取る時間や、

一緒にいる時間が少なくなってしまっただけ

なのかもしれないですよね。

 

スキンシップの最上級の形がセックスです。

だとすれば、しっかり心と心のふれ合いという

”コミュニケーション”ができた上でのモノになるはずです。

 

まずは土台となる

夫婦のコミュニケーションを自ら実践して行く。

 

そして、男・女としては終わっていない

という自信を持つと共に、

その自信を持つ為の

”男らしい・女らしい言動とはどういうものなのか”

という事をもう一度考えてみましょう。

 

また、本当はレスで悩んでいるけど言い出せない・・・

という方もきっといますよね。

そしてパートナーは自分が悩んでいる事になんて気付きもしない。

 

やはり、いかに普段のコミュニケーションが大切か

という事がわかりますよね。

自分がレスで悩んでいる事を打ち明けること。

なぜレスなのかパートナーの考えを知ること。

そういう重要な事も、

コミュニケーションを取らなければできないのです。

 

 

より良い関係を築いて行くためのコミュニケーション

の内容は以上です。

 

夫婦というのは、コミュニケーションが足りていないと、

小さな問題が積もり積もって大事になってしまいやすい物ですし、

逆に、コミュニケーションがしっかり取れていれば

すんなり解決してしまう事って、結構ありますよね。



我が家でも

全然コミュニケーションが取れていなかった時は、

とにかく

”心の中が、相手に対する不平不満だらけ”

という状態でした。

 

「~してくれないのはなんで?」

「なんで分かってくれないの?」

 

お互いそんなことばっかり考えてました。

やってもらって当たり前、

わかってくれて当たり前という思考だったので、

それが叶わなかったときに夫婦喧嘩という形で

不満が噴出していたんです。

 

「なんで雨が降って来たのに、

洗濯物取り込んでおいてくれなかったの!(怒)」

「干してたのなんて知らなかったんだよ!(怒)」

なんてのはしょっちゅうでしたが、これだとお互いに

「取り込まなかった相手が悪い」

「何も言わなかった相手が悪い」

というように不毛な罪の擦り付け合いですよね。

 

このように、お互いわざわざ体当たりで

夫婦関係を営んだりする必要は無いですよね。

 

しっかりとコミュニケーションが取れている現在はと言うと、

「洗濯物干して行くからよろしくね」「OK!」

これだけなんです。

本当にただそれだけで

”する必要の無い夫婦喧嘩”

というものを回避できる事も多いのです。

 

また、そういう関係だからこそ、こちらも

 

「あ、雨降って来た。

何も言って無かったけど、洗濯物とか大丈夫かな?

窓開いてたりとかしないかな?」

 

となって、自発的に家中を見て廻ったりとかを

やり始めるわけです。

妻の悲しむ姿は見たくないですからね。

 

また、よくありがちですが、

”美容室に行って

髪型やカラーが変わったのに、

夫である僕が気付かない”

というもの。

これに関しても、コミュニケーションを

しっかり取っていった事によって、妻の方が

「気付いて貰える貰えないで

愛情を測ることに意味が無い」

という考え方になったのです。

 

反応を待ち、気付いて貰えずに

そこで衝突してしまうぐらいなら、自分から

「色変えたんだけど、どう?」

という風に聞いてしまった方が良いと言うんですね。

「前のもいいけど、今回の色もいいね!」

というように、気付いて貰えなくても、

コミュニケーションってとれますよね。

 

このように、普段からしっかりと

コミュニケーションがとれていれば、

”自分達の夫婦仲は非常にいい”

と確信する事が出来ます。

その確信があるからこそ、

細かいことを気にせずに、

迷わず”衝突回避”を選択する事が出来るのです。

 

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執筆:愛育Feel care協会®理事 石井 将之

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