昨日は、会員さんと一緒に『一般社団法人シンビオージ』さん主宰の【ケアニン】を観に行きました。

私は2回目でしたのでまた違う見かたができたり、忘れていた感情を思い出したりして、またグズグズに泣きました。

毎回、最初に泣くシーンは夫婦の記憶。

認知症の方が、亡くなった御主人を忘れてしまっているのに、御主人の若い頃の写真をみて、

「こんな人と結婚したいな」と

 

この御婦人にとって、御主人と過ごした結婚生活は本当に幸せな日々だったのでしょうね。

その日々があったからこそ出た言葉。

 

夫婦でどんな歳月を過ごしてきたかで、キットまるで変わりますよね。

記憶だけでなく、心に残る絆を夫婦で作り上げていきたいなと思いました。

 

そして、主人公が最後の方で「どんなに頑張っても、結局は死んでしまう…」と言った言葉が凄く毎回考えさせられます。

私の母が亡くなったと時に、私も思いましたし、父も同じような言葉を言っていました。

この言葉は、大切な人と最後まで向き合い続けた人からしかでない。

助かると最後まで信じて寄り添い続けたからこそ、亡くなったときに失望して思わずでる言葉。

その時は現実を受け入れるのに精一杯でしたが、今はこう思います。

 

人はいつか、みんな亡くなる。

 

それまでの限られた時間で、大切な人とどんな時間が過ごせるか。

何かをしてあげるのかではなく、どうその人の気持ちに寄り添うか。

生きようとする手助けをしていく事。

 

それでも、大切な人を亡くすと後悔は沢山出てきます。

愛している人なら尚更。

 

その後悔を少しでも軽く、そして個人の温もりを1秒でも長く思い出す為に【ふれる看取り】を実践できる人を増やしていきたい。

こちら【ふれる看取り】のコラムにも詳しく書いてあります。

 

そして、一人でも助かる命を守る為に、病の早期発見に気づく為の【心身のふれ合い】を大切にできる人を増やしていきたいとおもいます。

貴方が貴方を大切にする事は、大切な家族や周りの人を幸せにする事に繋がります!

 

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